2016年2月4日木曜日

テーブルウェアフェスティバル2016

レイノーのブース
毎年恒例のテーブルウェアフェスティバルに行ってきました。今年も見応えのある展示でとても全てご紹介出来ませんが、少しだけご紹介します。

上の写真は「Maison de Paris」特別企画から、リモージュ・レイノー窯のブースです。梢と小鳥の春らしいセットでした。

下写真の「日本の器を訪ねて」展示コーナーでは、モダンにアレンジされた伝統工芸品がありました。今回の特別企画の中では最も、前向きに新しい事に取り組もうとするパワーを感じました。

モダンな寄木細工。

琉球オアシスのブースは地域性を生かしていて、特に良い感じです。
琉球オアシスのブースより
黒を基調としたアースカラー
400年目を迎えた有田焼も力作揃いです。「エッグシェル」は真っ白かつ極薄の磁器で、入れた飲み物の色まで透けて見えてしまいます。昔見た、湯飲みの底に芸者の顔が浮かび上がる極薄生地を思い出しました。

超薄いです。向こうが透けて見えます
見る角度によってメタリックな光り方が変化する「麟 Lin」シリーズ。こちらも有田焼です。素地は黒で、ものすごい存在感です。

横から見ると銀色ですが・・・
角度によって、全然異なった色合いになります。
真上から見ると黄緑色です
薩摩焼も良かったです。「御茶碗屋 つきの虫」さんの、白薩摩の貫入を更に染め抜いたシリーズ、大変手が込んでいます。

2色展開、色々なかたちがありました
中央のワイングラスは高台が桜島になっていて、噴煙を上げている意匠になっています。底のオレンジ色は溶岩でしょうか。あまりのファンキーさに買い求めました。

ゴゴゴゴゴ・・・

洋食器のコーナーは大倉のブースが洗練されていました。食器もセッティングも流石なのですが、特にアレンジメントが秀逸でした。


新作「四季」サービスプレートのコーナー


なんと。ペンペン草・・・!
新作「花雅」とシックなカーネーション
会期は来週の月曜、2月8日までです。「毎年だいたい同じだし・・・」とお考えの皆さん!確かに物販エリアは似たようなお店が多いですが、特別企画Dの和食器は必見です。
とてもブログではご紹介しきれないので、ぜひ足を運んで実際に手にとっていただきたい展示でした。

テーブルウェアフェスティバル2016公式サイト

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