2013年1月24日木曜日

冬の絵付けと猫

先日庭木の剪定で、梅の枝を切ってもらいました。つぼみが沢山あり、部屋に入れておくと、綺麗な花が咲きます。

咲くまでにまだ数日かかりそうですが、小皿を6枚ほど描きたいので、つぼみの状態から描きはじめました。枝を見ながら直接お皿に描いていきます。花が咲いたら、順次枝に足すつもりです。

ひざの上の猫もうっとり。

足元が冷えるので、冬は膝掛けをして制作しています。当分動かないとわかるのでしょう。すぐに猫が来て、膝の上でお昼寝をはじめます。しあわせなひとときです。

2013年1月16日水曜日

鳥類図鑑の企画展示



つい昨日、新聞記事で「ジョン・グールドの鳥類図譜」の企画展示をしている事を知りました。25日(金)で終わってしまうのですが、ボタニカルアートと鳥がお好きな方はぜひ!!行かれると良いと思います。
*追記*3/22まで会期延長になりました。
会場:玉川大学教育博物館(土日休館。詳細はこちらで紹介しています)


グールドの本は私も1冊だけ持っていますが、amazonでも入手が困難です。特に小鳥はそのまま器に描けそうな、素敵なものが多いです。玉川大学のサイト内では、グールドの鳥類図譜全ての図版2946点がデジタル化され、誰でも閲覧出来るようになっています。点数が膨大でびっくりですが、お時間のある時にぜひご覧になってみて下さいね。

グールドの鳥類図譜のリンク

【追伸】17日に見てきました。作品保護の為、本1冊につき1ページごとの展示で、20点強の手彩色原画がありました。大判で迫力です・・・!
通販で図録も購入出来ますが、絵が葉書サイズなので、「作品シート16枚セット(2種各500円)」の方が参考にしやすいです。絵はがきは印刷がカタログよりずっと綺麗です。

2013年1月14日月曜日

大雪の祝日は家で絵付けを

教室の昼食テーブルより
今日は成人の日!雨の予報が、やはり雪になりました。窓からの雪景色を見るともう、どこへも出かけたくないです(笑)。

仕上げの金彩(未焼成)
・・・という訳で、金彩の仕上げをする事にしました。金彩ストローク装飾は失敗が許されないので、来客も電話も無い悪天候の日は、作業に集中出来ます。

ベージュの下塗りがある絵なので、細い金は見えにくくなります。なので、今回は太めのしっかりしたストローク模様にしました。今は黒いですが、焼き上がりは印象がかなり変わりそうです。

2013年1月9日水曜日

今年度初の教室

今週はじめから、今年度の絵付け教室が始まりました。正月の運動不足のせいか、寒さのせいか、やや動きが緩慢です・・・。

画像は生徒さんの力作、お菓子の三段重です!おせちに見立てた縁起物の形のクッキーが2段。フルーツタルトが1段です。松葉のクッキーに感嘆です。

お皿の上は松葉とタケノコ型のクッキー

そういえば昔、磁土を板状に伸ばして、クッキー型で抜いて本焼きしてもらった事があります。薄くしすぎたものは焦げました(笑)。
クッキー作りと器の本焼きは共通するものがあるのかもしれません。

2013年1月2日水曜日

2013年の初絵付け

明けましておめでとうございます。今日は書き初めの日なので、昨年から持ち越した(汗・・・)作品の仕上げに取りかかりました。

黒い箇所が金になります
全体に肌色の地色を塗ったので、渋めの仕上がりになりそうです。なので、金彩はちょっと豪華にしようと思います。次回の焼成で、縁の内側に模様を入れます。

金彩を2回に分けるのは、ずばり。10年前くらいの古い金を使っているからです。

最近の金液はあまりにも高いので、幅広の場所には古くてコンディションの悪くなった金液を使うようにしています。1度では綺麗に発色しない事が多いので、焼成を2度に分けて塗るとうまくいきます。みなさんも、半端に使い途中の古い金液があれば、諦めずに使ってみて下さいね。