2016年2月28日日曜日

キャンディボックス新作を掲載しました

キャンディボックス
新作のキャンディボックスを作品紹介に追加しました(作品紹介はこちら)。この器は蓋の持ち手が元々銀色だったので、縁取りも合わせています。
100年以上前のロイヤルドルトンの絵皿を購入して、参考にしながら制作しました。
実際の作品を見ながらの制作は、とても勉強になりました。

来月販売する「小バラのティーカップソーサー」も、皆さんの制作のお役に立てば幸いです。
3月1日の朝9時までに、通販のショッピングカートでご購入いただけるように致しますファックスやメールでも朝9時以降ご購入いただけますが、現品のみの販売の為、入れ違いに売り切れていたらごめんなさい)

11月の教室展の様子もウェブサイトでご紹介しています。会場の雰囲気を写真でお楽しみ下さいね。

教室展示会2015年の様子

2016年2月21日日曜日

【予告】作品販売コーナーを新設します

来月オープン予定です
今まで全ての作品は非売品でしたが、来月1日から作品販売(通販)を始めます。
販売する作品は全て新規に作るものになる為、1ヶ月に1,2点ずつになると思います。
1点ものの現品販売となります(「作品紹介」ページにある作品は非売品です)。


来月販売予定の2客です
来月は小バラを描いたボーンチャイナのカップ&ソーサー2点です。ご興味のある方は作品詳細をチェックしてみて下さいね。今月末まで、お教室でも展示しています。

作品詳細ページ


2016年2月16日火曜日

キアゲハの羽化

一昨日、東京は23度にもなり、春と間違えたのでしょう。
納戸で越冬していたキアゲハの蛹が、羽化してしまいました。

何故うちの納戸にそんなものがいるのかといいますと、
12月に庭先で見つけた2ミリくらいの幼虫を哀れに思い、
梅酒を浸けていた空き瓶を使って、育てていたからです。

瓶のなかで羽化し、バタバタしているキアゲハを見つけたのが昨日朝。
これは困りました。
さなぎのままでいてほしかった。

急ごしらえですが、インテリア品の鳥かごに庭の花と一緒に移しました。

ネットで成虫の飼育を調べたところ、砂糖水よりもポカリが良いとあります。
お花と間違えてくれるよう、赤いキャップに入れてみます。先ほどチューチュー吸っていて、一安心です。
春になり、仲間の蝶が飛んでくるまで、生きながらえてくれるといいのですが・・・





*小さい写真ですが、蝶が苦手な方は閲覧注意です↓




赤いのがポカリ液です

2016年2月4日木曜日

テーブルウェアフェスティバル2016

レイノーのブース
毎年恒例のテーブルウェアフェスティバルに行ってきました。今年も見応えのある展示でとても全てご紹介出来ませんが、少しだけご紹介します。

上の写真は「Maison de Paris」特別企画から、リモージュ・レイノー窯のブースです。梢と小鳥の春らしいセットでした。

下写真の「日本の器を訪ねて」展示コーナーでは、モダンにアレンジされた伝統工芸品がありました。今回の特別企画の中では最も、前向きに新しい事に取り組もうとするパワーを感じました。

モダンな寄木細工。

琉球オアシスのブースは地域性を生かしていて、特に良い感じです。
琉球オアシスのブースより
黒を基調としたアースカラー
400年目を迎えた有田焼も力作揃いです。「エッグシェル」は真っ白かつ極薄の磁器で、入れた飲み物の色まで透けて見えてしまいます。昔見た、湯飲みの底に芸者の顔が浮かび上がる極薄生地を思い出しました。

超薄いです。向こうが透けて見えます
見る角度によってメタリックな光り方が変化する「麟 Lin」シリーズ。こちらも有田焼です。素地は黒で、ものすごい存在感です。

横から見ると銀色ですが・・・
角度によって、全然異なった色合いになります。
真上から見ると黄緑色です
薩摩焼も良かったです。「御茶碗屋 つきの虫」さんの、白薩摩の貫入を更に染め抜いたシリーズ、大変手が込んでいます。

2色展開、色々なかたちがありました
中央のワイングラスは高台が桜島になっていて、噴煙を上げている意匠になっています。底のオレンジ色は溶岩でしょうか。あまりのファンキーさに買い求めました。

ゴゴゴゴゴ・・・

洋食器のコーナーは大倉のブースが洗練されていました。食器もセッティングも流石なのですが、特にアレンジメントが秀逸でした。


新作「四季」サービスプレートのコーナー


なんと。ペンペン草・・・!
新作「花雅」とシックなカーネーション
会期は来週の月曜、2月8日までです。「毎年だいたい同じだし・・・」とお考えの皆さん!確かに物販エリアは似たようなお店が多いですが、特別企画Dの和食器は必見です。
とてもブログではご紹介しきれないので、ぜひ足を運んで実際に手にとっていただきたい展示でした。

テーブルウェアフェスティバル2016公式サイト

2016年2月2日火曜日

冬バラの新作が完成しました

冬の庭のバラ
先月描いた「庭のバラ」が完成しました。
寒さのなか咲いたためか、春よりも外側の花びらが小さく、暖かい部屋に入れても大きく開ききる事がありませんでした。

使用したのはニッコーボーンチャイナ新製品の「花のかたち」17cm皿です。縁のレリーフが魅力の器ですが、金彩をどうしたものか困って、中の絵が終わってしばらく寝かせていました。
このシリーズのカップは糸底まで全体に釉薬がかかっているので、残念ながらお皿のみ焼成が可能そうです(釉薬が柔らかい為、棚板にくっついてしまうリスク大です)。

週末からひいていた風邪も何とか回復してきたので、明日か明後日あたり、テーブルウェアフェスティバルに行ってみようと思います。もし見かけたらお声がけ下さいね!