先月、書店で雰囲気のある洋書を見つけたのでご紹介します。皆さんにもおなじみのルドゥーテの新刊本です。
ルドゥーテといえばバラの本が多いですが、この本は少し変わっていて、バラの絵はほとんど掲載されていません。名前がわからない野草やきのこ、サボテンが多いです。華やかな花がお好きな方には、やや物足りない本かもしれません。
でも・・・私はこの本の絵がとても好きです。というのは、紙の黄ばみや皺を色調整せずに忠実に収録しているので、1700年代オリジナルの手彩色銅版画に近いのです。特に彩色前の作品は、線の細さと繊細さが際立っています。ハーブやアンティークがお好きな方にお勧めの1冊です。
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