2016年8月30日火曜日

9月の販売作品

9月の販売作品
来月の販売作品が完成しました。今回は、テキスト「ワイン色のばら」より一部を抜粋したデザインです。全く同じ色を使用し、直径18cmのボーンチャイナに描いています。

9月1日の朝(9〜10時頃)に、通販のカートでお求めいただけるように用意しておきます。

作品の詳細はこちら

2016年8月24日水曜日

来月の販売作品と下書きペン

9月の販売作品(第1焼成)
9月の販売作品の制作を始めました。
テキスト通販でも人気の「ワイン色のバラ」から、一部を抜粋して再構成しています。
この作品、3月の地震で粉々になってしまい、生徒さんも実物を見たことが無い、という方がいらっしゃいます(売れなかったら、見本にしよう・・・)

この写真は第1焼成の未焼成です。
テキストの下図を写しているのですが、下書きのラインが超細いのがおわかりでしょうか?焼成すると全て焼き飛びます。
従来の油性マジック点描よりも「細い・安い・焼き飛ぶ・簡単」で、特に淡くて込み入った下書きに、とても良いです。

現在、絵の具の他にもラスターや金液など、様々な状況下で試験中です。近日中に通販でもお取り扱い出来るといいなと思います。
教室では先行取り扱い中ですが、あまりに安いのですぐ売り切れます。必要な方はお取り置きするので、事前にお知らせ下さいね。

2016年8月18日木曜日

英国風景セットに取りかかりました

線描きの第1焼成
8月はレッスンが少ないので、昨年行ったイギリス旅行の写真を元にしたお皿を3枚描き始めました。まずは写真を元に、茶色一色で描いて第1焼成を行います。上が羊さんがいっぱいの牧場、下がライの坂道です。
羊さん皿、第2焼成制作中
あまりガッツリ塗らずに、水彩画のように仕上げようと考えています。描いていると、楽しかった旅行の思い出が蘇ります。るんるんの制作です。



2016年8月14日日曜日

アール・ヌーヴォーの装飾磁器

【図録・アールヌーヴォーの装飾磁器】

2016年7月6日〜8月31日、三井美術館で開催された展示会の図録をご紹介します。
一見マットで真っ白な表紙ですが、全体に紙を押したレリーフが施されています。
本そのものが、ビスク生地のよう・・・。




展示作品は、全体に落ち着いた色合いです。ビングオーグレンダールがお好きな方にはとってもお勧めです。
マイセンやKPMも出ていますが、バラの花や豪華な写実絵を期待すると、肩すかしかもしれません。





和菓子のような、しっとりとした作品が多いです。それでいてデザイン性が高く、いずれも素晴らしい作品ばかりでした。
今後は長崎歴史文化博物館、細見美術館と巡回するそうなので、お近くの方は是非!
下記で展示会の様子が動画で見れます。

http://www.museum.or.jp/modules/topics/?action=view&id=839


2016年8月7日日曜日

新作の赤いバラと謎の金彩

新作の赤いバラ。黄色の色違い
新作の赤いバラ1輪が完成しました。春に描いた黄色いバラと全く同じ下図を使っています。鉄系の赤を使っているので、絵の具の濃淡も出しやすく、描きこみの勉強にも良いです。夏休みにテキスト化出来るといいのですが。
金の色が・・・変色?!
生徒さんのリクエストで、古いテキストを作り直す為に、今世紀ぶりに引っ張り出した作品を見てびっくり。
き、金彩が。ピンク色・・・になってしまいました!?後ろの色違い皿は金色のままですが、手前の金が妙な事になっています。

同じ場所に置いてあったのに、どうしたことでしょう。一部分をそ〜っと磨いてみたところ、金が剥がれてきたので、そっとしておく事にしました。


2016年8月1日月曜日

チップオフ転写紙を販売します

チップオフ転写紙
写真の広い金色の箇所がざらっとしていますよね?これは、釉薬を剥がした上からブライト金液をかけたテクスチャーです。「チップオフ」という方法で、従来は粉を厚盛りして剥がしていましたが、便利な転写シールが作られました。

シールを貼って焼成するだけで、簡単に釉薬を剥がせます。好きな形にカットして貼れば、狙った箇所だけ綺麗に取れるのも魅力です。マット金を塗っただけの箇所と金色の表情が変えられて面白いですよ。

使い方の説明書付きで、通販での取り扱いを始めました。テキスト等との同梱発送も大丈夫です。

オレンジ色の右のシートです